安価でフィギュア用の翼を作ってみる
こんにちは、しょわ(@jointpenalty)です。
2年ぐらい前より思い出してはちまちまと作っている『ねんどろいどどーる』なのですが、翼のパーツを100均アイテム+αで制作してみたので備忘録も兼ねて投稿します。
なぜ翼から紹介かというと、他部分は1~2年前に制作したがゆえ忘れてしまったからです…
本物の羽根を使ったもの、おゆプラ等プラスチック粘土で作ったものどちらにするか迷ったのですが、おゆプラのほうが安価で作れそうな気がしたのでそちらで制作することにしました。
ネットで既製品を買おうかとも思ったのですが、なかなか1/12サイズ用の翼パーツが見つけられなかったのと、イメージしている翼の形と違った等色々あったので安価で自分で作れないかと模索してみました。
つかったもの
シリコンモールドのみネット通販、あとはダイソーで購入。
- 翼型のシリコンモールド(300円ぐらい)
- 針金
- プラスチック粘土(おゆプラ、おゆまるくんなど)
- ミニマグネット
- ほか家にあったものいろいろ
シリコンモールドはいわゆるレジン用のものです。翼型のは色々ありましたが、分厚すぎないものが良いかもです。
つくった手順
シリコンモールドを半分に切って、中の芯を針金でつくります。外側ギリギリに作ると針金がはみ出てしまったので余裕を持って作ったほうが良かったです。
シリコンモールドは事前に中性洗剤で洗って吹いて、埃を除去します。
おゆプラの説明書通りにお湯で温めて型に押し込みます。水滴はちゃんと拭きましょう(面倒くさくて拭かなかったら型の中に水滴が入り込んで一部羽の模様が浮き出なかった人)
周りの余計な部分を取って針金置いて、
挟み込んでもっかいお湯で温めて上から手で軽くプレスして、
少し冷めたかなーぐらいで型から外して、中の針金を使って形を整えたら完成!冷え切る前に触ったほうが形を付けやすいです。
あとは左右キレイに合わさらなかった部分をハサミで切ったり、再度温め直したりして微調整を繰り返しました。
プレスした時点で作っておけばよかったのですが、磁石でフィギュア本体と引っ付く部分を作り忘れていました。本体に針金を別途差し込み磁石を軽く巻き、その上からおゆプラを適当に合わせました。
できたもの
細かい部分まで立体的に表現できていて、我ながらなかなか良いのではないでしょうか。
最初グミーレジン液を買って作ろうかと迷ったのですが、プラスチック粘土も弾力性がある上に修正がしやすい点、安価な点を踏まえるとプラ粘土に軍配が上がるかなと個人的には思います。
羽根を支える土台はあまり満足できる出来ではないのですが一応。
ダイソーのミニ超強力マグネットが想像以上に強力すぎて、そのままだと引っ付いて横に2つ並べられず。なので適当に薬のヒートを切ってその中に磁石を突っ込んでみました。
磁石は結構分厚いので、鉄線とかスチール製のものを下に敷いてうまく翼をくっつけるのが一番目立たない気がします。家にはなかったので…
上記のものをワイヤーやテグス等で固定しようと思ったのですが、面倒くさくなったのでさくらんぼマスキングテープで固定。
こんな感じでマグネットでフィギュアに固定して完成。なぜか分からないのですが、左の翼だけ重力に従って徐々に下降していく現象に悩まされています。おゆプラを分厚くしすぎたかなあ…
正面画像を見ての通り、合わせてプレスした部分がわかり完璧にキレイなものではないですが、翼パーツを作ってみたい方の参考になれば幸いです。