『RTA in Japan Winter 2022』のざっくり感想
しょわ(@jointpenalty)です。
『RTA in Japan Winter 2022』開催されて1ヶ月経っていますが、大好きな『RTA in Japan』を記事にしてみたいと思いかいつまんで書いてみます。
RTAは以前よりニコニコなどでよく見ていたのですが、実際に『RTA in Japan』を視聴し始めたのは2020年夏の開催ぐらいからでした。吉野家とかファイナルソードとかが印象的だったなあ。
人とは思えないようなスゴ技、笑えるバグ、面白い解説やチャット欄をみるのがすっかり虜となってしまい開催の度に視聴しています。
開催前に毎回チャリティグッズが発売されているのですが、購入して家に飾ってみたりする程度のファンです。
RTAinJAPANいよいよ明日からなので部屋を装飾してみる。走者の皆さんGGです! pic.twitter.com/E158CcKUNe
— しょわ (@jointpenalty) 2022年8月10日
RTA in Japanについて
『RTA in Japan(以下RiJ)』とは年末、お盆ごろの年2回開催されている日本最大規模のRTAイベントです。
(公式より引用)
RTAとは、ゲームを最初からプレイして実時間でどれだけ早くクリアできるのかを競う遊び方です。
実時間で時間を競うことから、リアルタイムアタックと呼ばれており、RTAはReal Time Attackの頭文字を取った略称です。
RTA in Japanは、日本で開く大規模RTAイベントです。RTAプレイヤーが一堂に会し、それぞれの持ちゲームを代わる代わるRTAとしてプレイします。
RiJ開催時はTwitchでライブ、終了後はYouTubeにアーカイブとして残っておりいつでも視聴ができます。(Twitchでもチャット付きで当時の様子が覗けます)
またRiJの運営は完全に非営利であり、Twitch収益や寄付はすべて国境なき医師団へと寄付されるというチャリティイベントです。
ピックアップ紹介
どのRTAも物凄い鍛錬と打ち合わせのうえ披露されているので、この目でしっかり焼き付けたいと思うのですがなかなか難しい。全部視聴できてないのは申し訳ない!ですが行きます!!
バーガーバーガー
- 走者がドナ○ド
- 店名はケンタ
- 「ダブルモスバーガー」を9320円で販売
- セットは驚愕の1040円
- 他バーガー、サイドメニューは一切切り捨てて100店舗を目指す
- コントローラーが逝く
- 2本目のコントローラーも逝きかけてガーバーガーバー
走者の格好と寄付額投票で選ばれた店名とバーガー名がすべて別物という奇跡に出だしから最高に笑えました。
欲を言えば単品9320円+セット1040円でゲームクリアできる仕組みをもっと知りたかった…!
Untitled Goose Game 〜いたずらガチョウがやって来た!〜
- ガチョウは柵をすり抜ける生き物
- イタズラの手際がプロの畜生
- まごうことなき害鳥
- おじさんは紳士なので花瓶を向こう側に投げてくれる
- ガチョウが原因なのかは分からない(どうみても原因)
- 悪質な上に騒音を撒き散らすガチョウ
13分の短い間にあまりにもイタズラが度を越していて、まさにプロ害鳥でした…
クッキークリッカー
走者計6人によるトーナメント戦RTA。
- 0.3秒間に5回クリック前提、走者はスイカを割れる(はず)
- 冬はクッキーを焼くのに適したシーズン
- 2割の実力、8割の運によるお祈りRTA
- 突然世界3位さんの誕生
- 動的計画法カテゴリでまとめられたチャート
- 秒間7回クリックは普通の人間
静かに、着々に連打や施設の増強によって焼かれる100万枚のクッキー。ほんとにこれ連打で出来ているんですかね。人間辞めたらこれやってみようかな~
A Dance of Fire and Ice
- タイミングに合わせてボタンを押すだけ!楽しいリズムゲーム(ただし2ミスで強制終了)
- それじゃあスピードトライアルのお時間!4倍速でプレイしてみよう!
- 早すぎて音楽ではないなにか
- 新人カメラマンのせいで譜面がみえない
- 公式曰く「指一本でできるゲーム」(ただし秒間10回押すスピードが求められる)
超鬼畜難易度音ゲーのRTA。打鍵音が聞いててとても気持ちいいけどもとても自分ができる気はしない…
本気で人間辞めているとしか思えない狂気のRTAでした。
鉄騎
- 物凄く沢山のボタンが付いている専用コントローラを扱いながらロボット操縦する本格的RTA
- 味方は邪魔なので最初から爆殺
- 当たり前のようにある専用ボタン
- 本番で鉄騎コンのトグルが破損する+六角レンチ修復RTA
- 膝にレールガンを受けてしまってな
- 聞いてた話と違うじゃないですか!?
壊れていく鉄騎コンと戦うリアルRTAに笑いながら視聴していました。その後無事修復できたそうでめでたしめでたし。
Ato
ひたすらに凄い動きをしていく走者の手元がしっかりとみえるのが印象的で記憶に残った作品のひとつ。RTA走者って凄いんだなぁと改めて思いました。
ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
- すべての祠+ダンジョン(DLC含む)をバグ技ありでクリアしていくRTA
- 学会員の解説が高度すぎてよくわからない
- 不死身リンクがケツ振りながら古代矢を連射してくる
- 数分ロスの技が二、三十回出てくる
- 1フレーム技連発 走者はメトロノームを使用
- 走者は昨日熱や咳出しながら世界記録出した
通常技をしていない方が珍しいレベルで常に高速で動き続けるリンクの冒険。以前あったAny%も印象的でしたが、それ以上に進化しつづけているブレワイ学会って恐ろしい。
ピクミン3 デラックス
- 3人のリーダーを3箇所同時進行でピクミンで操作していく
- タイムは命より重い
- 探索が終わる度に犠牲となるピクミン
- リーダー同士を使って壁抜け リカバリーは必見
- クローンピクミンの登場
- 入れ替えのために岩ピクミンを溺れさせます
リーダー3人をうまく操作して次々とフルーツを集める様子は必見。3人と沢山のピクミンの位置を把握していくのは非常に頭が疲れそう。
解説で登場していたリングフィットでおなじみえぬわた氏、ピクミンRTAを走るのかが個人的に気になります…!
Petal Crash
- 主人公がケンタウロス娘というニッチで可愛いパズルゲーム
- 可愛い敵のCPUたち対戦し高難易度(GrandMaster)+超絶高難易度(Nightmare)でクリアしていく
- 同じ色同士のブロックがぶつかると爆発し連鎖して消えていくパズル
- Nightmareモードは敵ライフ3つでスピード2倍、プレイヤーのライフはまさかの1つ そしてコンテニュー不可
- Nightmareクリア者は世界でまさかの9人
- 走者、解説者、視聴者すべてがヤムチャ視点 きみとぼくはおなじ
9人しかクリアできてないものをイベントでRTAしているのが凄すぎる…!登場人物やBGMが可愛いのと、最初は分かりにくかったのですがパズルの連鎖の仕方が分かると見ているのが爽快な作品でした。
FINAL FANTASY X HD Remaster
- 10時間ぶっ通しで敵のダメージ調整+エンカウント調整その他諸々調整しながら走る旅
- 攻めの見
- 2フレームスキップ技(結果は30分後)
- 調整のためとりあえずリュックを○します
- ティーダ「絶対死なせない」(3回死なせます)
- バハムートさんいつもお世話になってます 退職金は多めにぶん投げ
すべての調整が完璧に行き結果はWR8時間44分!GG!!!
随分昔プレイしたきりですがRTAでも名作なのがよく分かって素晴らしかったです。ライブで観て泣いて、視聴できなかった部分をアーカイブで観てまた泣きました。
おわりに
全体の感想。いやーやっぱり面白いですね!!今まで自分が触れたことある作品ってほんの一部しか無いのですが、いろんな人達が未知のゲームを紹介してくれることでその世界を覗くことができるのがRiJの醍醐味だと感じます。生放送中のチャットもなかなか面白くて、RTAの合間には献血に行こう!のような話題が良く挙がっていたのも印象的でした。献血はできないのですが、私も微力ながら募金させて頂きました。次のRiJが楽しみです。
本当は全82作品全部紹介したかったところなのですが、年末年始関係なしという仕事柄なかなか視聴が進まず中途半端になってしまいました。有名どころだけでなく、個人的に印象に残った作品も含めてピックアップしてみたつもりです。
まだまだ挙げたい作品も沢山あったのですが、とりあえずこの辺りで。