ショワノート

ゲーム・趣味などの雑記帳

ナノビーズのすゝめ ~何気なくナノビーズ始めたらなかなか面白かった話

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しょわ(@jointpanalty)です。

最近アイロンビーズの一種であるナノビーズを始めてみました。

昔100均にあるアイロンビーズをやったことはありましたが、今は色々バリエーション増えているんですね・・・!

始めたらなかなか面白かったので記事にしてみます!

 

 

 

ナノビーズとはなんぞや

チョコボと制作者のアバター(上のやつ邪魔だと思われた方ゴメンナサイ)

アイロンビーズは熱でくっつけることができるビーズですが、それをさらに小さくしたものがナノビーズです。

普通のアイロンビーズは直径5mmに対して、ナノビーズは2.6mm!正直かなり小さいです。米粒並べている気分になります。

ただし、その分細かいドット表現が可能です。

 

ナノビーズ製作に必要なもの

ナノビーズキット

48色分入っているナノビーズキットです。24色版もありますが、48色だと細かなグラデーションを表現できるので、個人的にはこちらを買って正解かなと思いました。

自分の作りたいものに合わせて買いましょう。

 

ナノビーズ用のピンセット

ナノビーズをつまむ用のピンセットです。ピンセットはキットには付属していないため、別途購入する必要があります。

米粒サイズのビーズを取り出すのはなかなか至難の業なので、専用のものが良いでしょう。

 

ナノビーズを並べるプレート

プレートもピンセット同様にキットには付属していないので、別途購入しましょう。

なぜかAmazonでは販売していません(テンプレート付きのプレートは売っていますが・・・)。

 

中にはプレート2枚と、アイロンで接着する際に必要なアイロンペーパーが同封されています。

プレート同士をパズルマット形式でつなぎ合わせることで、大きな作品も製作可能です。

また1プレートのドット数は28×28となっています。自分が作りたいものはプレート2枚では足りなかったので、2つ購入しました。

制作中に繋ぎ目が外れる悲劇が起きるので、マスキングテープで補強すると◎。

ナノビーズ用の収納ケース

色名の上に書いた数字は、管理に必要かなと思ったのですが不要でした・・・

SIKIRI 30 - ダイソーネットストア通販【公式】

収納ケースは、ダイソーのSIKIRIシリーズを使っています。42個収納のもあるけども、1つ1つの仕切りが小さすぎるので30個収納のものを選択。

収納という点では文句なしですが、ケースを何度も行き来しないといけないときは煩わしさも感じます。このご時世に110円なので文句は言えないですけどね。

瓶に分けたり、ケースの中にケースがあるタイプのほうが作りやすいと思いました。

 

ナノビーズ用の図案をつくるには

図案は、アイロンビーズ用として配布している方も多くいらっしゃいますので、そちらをお借りするのも手だと思います。

自分はドット絵を描いてゲーム制作しているので、Asepriteを使っています。

ドット絵専用PCソフト:Aseprite

www.aseprite.org

Asepriteはドット絵でアニメーションを作る場合の定番ソフトですね。最近公式で日本語も対応してくれるようになりました。

Steamで定価2050円ですが、実はオープンソースであるため頑張れば無料でビルドすることもできます。自分はそういった知識は皆無でしたが、頑張って無料で手に入れました。

日本語で紹介しているサイトも豊富ですし、なによりドット絵に特化されているのがありがたいです。ナノビーズにも相性抜群です。

 

自分の場合、1pxのグリッド線がついたままの画像が欲しいのでWin+Shift+Sで切り取る荒技を取ってます。

納内れお先生のRTAちゃんをお借りしました。

iPhoneに画像を送って、あとは動画を見ながらぽちぽちビーズを並べていきます。

完成したあとに撮ったイメージ図。

Asepriteを使い始める前はCLIP STUDIOで作っていましたが、こちらでも問題なく図案を作れていました。やはりドット絵に特化したAsepriteの方が断然作りやすいですが・・・

画像にグリッド線を引くだけであれば、無料ソフトのGIMPあたりでも問題ないかと思います。(ただし使用したことは無いので何とも言えません)

好きな画像を自動で図案化するスマホアプリ:Beads Creator

Beads Creator

Beads Creator

  • Takayuki Miyagawa
  • エンターテインメント
  • 無料

apps.apple.com

iOSAndroidで無料(一部課金有り)で使えるアプリです。画像や写真から自動的に図案を作ってくれ、必要なビーズ数まで教えてくれるのでめちゃくちゃ便利です。

ナノビーズだけでなく、ハマビーズといった他社にも対応してくれているのがありがたいです。

悔やまれるのが最近発売されたビーズ色には対応していないところですかね。ココア色とか日頃から使いやすいので追加されて欲しい・・・

キャンバスを最大サイズにして読み込んだ画像。こんな量並べられる気がしない・・・

 

無心になって作れるのはとっても楽しいんですけれども、一部気になる部分も。

 

ナノビーズ製作をしていて気になったところ

プレートが微妙にズレているときがある

プレートをパズルマットのようにつなぎ合わせると、図案が一部微妙にズレることがあります。あまり気にならない部位なら良いんですけど、それが目とかだったら見た目に関わってくるので位置をズラさないといけない事態になってしまいます。

この時は泣く泣く1マス上に全部ズラしました・・・

単品ビーズがAmazonに売っていない

販売元であるカワダ自体はAmazonに公式展開しているのですが、なぜかビーズ単体やプレートセットを販売していません。

Amazon.co.jp: Kawada 株式会社カワダ: ナノビーズ

楽天の公式にはあるのですが送料が770円かかってしまいますし、Amazonマーケットプレイスからは買いたくないですし・・・

ヨドバシドットコムにはすべて置いてあるので、自分はそちらで購入しています。作っていると意外と早く消費していきます。

 

ナノビーズの新色がなかなかでない

nanobeads® | オリジナルブランド一覧 | カワダ公式オリジナルブランドサイト

現在55色展開があるのですが、新色が発売されたのは2024年の4月が最後なんですよね。もう1年近く発売されていません・・・

作品をつくっていると、色数が足りないなぁと思うことが多々あります。もっと倍ぐらい新色を待っているんですけれども、なかなか出ないのが個人的にはかなり辛いポイントです。

フューズビーズミニであれば180色ほどあるらしいので、そちらを検討しても良いかもしれません。(使ったことはありませんが)

 

それでも!やっぱりナノビーズは楽しいんです!!!

 

見慣れたキャラを具現化できたときがとても楽しい

好きなキャラを手に取れる形で作品化できたときの興奮はひとしおなんです!

最初アグリアス(中央)を作ったとき「あ・・アグ様が手のひらに・・・!」と興奮してしまいました。

ドット絵が好きな方、そうではない方も一度試してみてはいかがでしょうか。ぽちぽちビーズを置いているとなかなか沼りますよ。

次は写真の猫の巨大作品作ってみようかな・・・時間かかりそうだなあ・・・