どうも、しょわ(@jointpanalty)です。
Steamのサマーセールで購入した『Ghostwire: Tokyo』をエンディングまで一通りプレイし終えたので、毎度の如くざっくり完走した感想を書きます。お盆前にクリアしたのに投稿は今更になってしまいましたが…
核心に迫るような内容はないですが、一応ネタバレあり注意で。
ざっくりどんなゲームか説明する
舞台は謎の霧によってほとんどの人間が消失してしまった渋谷。そこで偶然、主人公の暁人(あきと)に霊体のKKが憑依。そのことで得た超能力を使って、霧の影響で現れた怪物を倒していき、消失を引き起こした『般若』を追っていく…というような作品。
海外作品っぽさがあるけれども日本人開発のゲームです。
プレイヤースペック
(プレイした筆者の軽い紹介)
実際にプレイしてみて
3D酔いとの奮闘
最初はホントむちゃくちゃ酔いました…!!!
特に室内マップがキツくて、何度も頭痛薬や酔い止め薬を飲んでプレイしました。慣れたらなんとかいけるようになりましたが、未だに長時間プレイはキツそう。
カメラ操作がどうもキツかったので、ゲームパッドではなくマウスキーボードでのプレイにしたら幾分マシになりました。
参考になるかわかりませんが、一応自分の設定画面です。
自分の環境ではマウスの感度が1000cpi、モニターは4K(3840*2160)ですが、カメラのX、Y軸感度が良すぎるため酔ってしまうという状況。そこで両方の感度をかなり落とすことで、動きを少なくすると同時にエイムの精度も多少向上させることができました。
加えてカメラ揺れスケールも0にして、カメラ加速度・減速度も最大値に近い設定にしました。
ただこの設定にすると、敵に囲まれたときに振り向きが難しくなります…
渋谷の街について
Ghostwire: Tokyoに登場する渋谷の街は、現実の渋谷を再現したわけではなく都心の魅力的な要素を詰め込んだ街となっています。ビル群から商店街、団地などなど
人がいなくなった街という設定のため、ビルの屋上や他人の家に勝手に侵入しても誰にも注意されない!最高!
天狗を呼び出して、スパイダーマンのようにグラップルで移動することも可能。
また高所からの着地もノーダメージで行えるため、思う存分遊ぶことができます。気付いたら本編そっちのけで街探索やっていました…
下記映像は私のプレイ動画ですので下手くそなのはご容赦を。ちなみに街は霧の影響で常に夜です。
私は関東にはほとんど馴染みがないので、写真で撮ったことあるのと一緒だ!と観光客気分で楽しんでいました。
天狗を呼んでのグラップル移動がホント爽快感あって良いんですよね。ただ天狗を呼ぶ位置は結構難しいのが少し難点でした。(高すぎてもダメ、高さが同じところでもダメなど)
街の至る所に日本に関連したアイテムが落ちていて、収集したものを猫又に渡せるのですがそれがまた可愛くて… 思わず動画に収めてしまいました。
渡せるアイテムも結構マニアックなものも多く、さすが開発者が日本人といった感じ。歴史的なものから現代のものまで幅広く抑えております。
他にも人が居なくなったことを良しとした猫又がコンビニ経営など行っています。ただコンビニ以外のお店はほとんど入れなかったので、牛丼屋とかラーメン屋とか運営する猫又も現れて欲しかった。
犬猫をもふもふする
霊視を使えば犬猫ともおしゃべりできるって高機能すぎませんか!?
犬をもふもふしたりドッグフードをあげたりできるのもGOOD。お礼にお金や地蔵の位置などを教えてくれます。
猫はどの仔も素っ気ないけど、集団生活している仔たちも居て可愛らしい。せめて猫飼いの端くれとしてキャットフードぐらい与えさせたかった…!
戦闘について
風、水、火のエーテル攻撃を使い分けて敵を倒していきます。他にも弓矢や、範囲技の札といった攻撃方法もあります。倒した敵は印を結んで浄化するのですがどのポージングもカッコいい…画像では分かりづらいので上の動画をみてください…!
モードはノーマルでプレイ。複数の敵に囲まれるときついですが、基本的には風のエーテル攻撃を連打すれば倒せるのでそこまで戦闘が難しいとは感じませんでした。
敵も女子高生、サラリーマン、OLといったものから、口裂け女や八尺様らしきものまで存在します。基本的には霊視で敵の位置が把握できるため、びっくりするような描写は少なくホラー苦手な私でもどんどん倒せました。それでも怖いので霊視は頻回に使いましたが(笑)
ストーリーについて
ざっくりとしたストーリーは冒頭でも述べた通りなのですが、主人公の暁人くんと憑依したKKが2人で1つの身体で戦っていくまでの過程は素晴らしかったです!やっぱりバディものはこうでなくっちゃ!!!
ただ「人が消えた世界」という都合上登場人物がかなり少ないんですよね。出てきても声だけだったりなどなど。渋谷中に落ちているアイテムから過去にこういうことがあったんだろうなという推察はできるものの、本編では語られないことも多いのでちょっと説明不足といいますか、そこが詳しく気になるんですよおおおと言いたいところでした。DLCや続編とかで補完ストーリーでないかなあ…
サブイベントも含めて20~30時間ぐらいのボリュームです。渋谷を気軽に超能力で無双したいのなら丁度いいボリュームでしょうか。
ちなみに自分は収集アイテムを集めきれていない+渋谷中の霊も85%ほどしか回収できていないのにも関わらず、36時間使っているのですべてをやりつくそうとするといくらでも遊べます。
また本編の発売前に配信された『Ghostwire: Tokyo - Prelude』という作品が、無料でダウンロードすることができます。本編の前日譚を描いた簡素なゲームなのですが、個人的には本編クリア後にするのがオススメです。
本編では描かれなかった背景が少しだけですが垣間見れます。こちらは30分ぐらいでクリアできます。
おわりに
開発者がバイオハザードシリーズの生みの親ということもあってか、パッと見ホラーゲームのように見えますが、実際にプレイしてみてホラー耐性まるでない私でも遊びやすいゲームでした。
開発側もホラーゲームではないと明確に否定していますし、超能力でカッコよく敵をなぎ倒していくオカルトアクションゲームとして楽しめると思います。
そして何より街が素晴らしい!ビルから細かいポスターまで精巧に作られていてGTX3080にして良かった…と初めて思いました。
余談になりますが『RTA in JAPAN 2022 summer』で当作品のRTAが発表されるということで、イベントが始まるまでにゲームを終わらせようと意気込んでプレイしました。それ故少し駆け足でのプレイになってしまったのですが、なんとかギリギリ滑り込むことができました。
解説も走者もGhostwire: Tokyo愛がこもっていてとても良かったです!
最後にRiJでの発言より引用して…
このゲーム、関係性のオタクは買いましょう!そうでない人も買いましょう!!
どうでもいいおまけ
やっぱりGhostwire: Tokyo配信面白かったからRiJ前にクリアしといて良かったわ #RTAinJapan
— しょわ (@jointpenalty) 2022年8月14日
↑ 呟いたら走者の方にいいねされて少し嬉しかった。