ショワノート

ゲーム・趣味などの雑記帳

『NieR:Automata』終焉ヘノ記録ト感想(要約:ゲームのレビュー)

ポッド042からポッド153へ。
 プレイヤー『しょわ(@jointpenalty)』よりニーアオートマタの感想を記録したいとの申し出あり。
 推奨:申請の許可。

ポッド153からポッド042へ。
 疑問:記録の理由。当プレイヤーは「ニーアオートマタは苦手だった」との発言あり。

ポッド042からポッド153へ。
 同感。但し当プレイヤーはゲーム内実績をすべて解除し更に全エンディングも回収している。
 推測:苦手を克服。

ポッド153からポッド042へ。
 その可能性は否定。…だがクリアしたのは事実。申請を許可する。

ポッド042からポッド153へ。
 了解。

 

…と寸劇もいいところで、今回もゲームクリアしたので『NieR:Automata(ニーアオートマタ)』の感想を書いていきたいと思います。核心に迫るような話は書いてないですが一応ネタバレ注意で。

 

私がこのゲームを購入したのが2020年のウィンターセール。テイルズオブヴェスペリアと同日に買ったのにようやく全クリしました…。自分で買った割にどうも怖くてなかなか進んでいなかったんですよね。ただその割に世界観や続きが気になったのと、アニメが始まる前にはクリアしたいと思い購入から丸2年、なんとか達成しました。アニメ放送より少し遅れてしまいましたが。

『NieR:Automata』の何に惹かれたかといえばやっぱり主人公の一人である2Bでしょう。発売された当初プレイしていなかった私でも衝撃的で記憶に残っているキャラクターデザインでした。セクシーでゴシック風な女性が刀や巨大な剣でバッサバサ敵をなぎ切るのは楽しそう…と惹かれ購入しました。

 

戦闘は昔から苦手な自分。その上いきなり開幕早々シューティングゲーム!?そんなん聞いてないんすけど!!?と思いながらやっていると案の定途中でやられてしまってサブエンディング。なんかセーブデータに『エンディング:W』とか書かれてしまったんですけど大丈夫なんすかね…と戦々恐々になりながら始めました。

 

今思うとあの序盤30分が異様に難しすぎるんだよなーと、途中でイージーにして良かったと思います。戦闘苦手な人でもスタイリッシュに戦えるイージーモードの存在はありがたかったです。

しかしオート操作だとやりごたえが足りないように感じ、結局ほとんどノーマルでプレイしました。ラスボスよりCルートの序盤が一番しんどかった…

戦闘は最初のイメージ通り、多量の敵をバッサバサ斬るのは爽快でした。でも結局は9Sのハッキングにハマってしまい、Lv99の隠しボスですらハッキングのみで撃破していました。

 

ハッキング中ロックオンさえできると分かれば、周囲の敵を巻き込んで安全に爆発できるから楽しかったんですよね。巷ではあまり評判が宜しくなかったらしいのですが、個人的には一番楽しい戦闘方法でした。

自分の環境*1では平時だと60FPS出ていました。戦闘を行うと50ぐらい、多人数相手や多量の弾幕が出るような戦闘だと30台まで低下しましたが、特に気になることもなく戦闘できていました。多人数相手に戦うシームレスゲームがSwitchでも発売されてるんだから凄い…

 

常時動き回りながら戦うゲームなので回復薬が使いにくかったのと、「一時攻撃力UP」系の薬がアイテムスロットに無いので回復薬以上に使いにくかったのが個人的に改善して欲しかったところです。

 

ニーアオートマタが苦手だった要素のひとつ、世界観。いやだって人住んでない廃墟なんて怖いじゃないですか…じゃあなんで買ったんだと言う話になるんですけどね。

滅びゆく儚い美しさが表現された世界を、シームレスで歩き回れるのは楽しかったけどやっぱり怖かった。廃墟ビルの中ももっと探索できたら楽しそうだなーとも思いましたが、酔いそうなので辞めておきます。

最初こんなに細かく表現された世界では宝箱とかアイテムとか全部見つけ出せないのではと心配していましたが、途中でアイテム表示やオート取得の補助装備(チップ)を入手できるのはありがたかったです。

 

本編を3週クリアしないと真エンドにたどり着けないのが辛かったですが、なんとか頑張りました。

人間が月へ逃げ地球上にはいない世界なのに、アンドロイドや機械生命体はまるで人間のような感情を持つものばかり。人間の黒い側面を煮詰めた物語やサブクエストは考えさせるものがあります。主たる登場人物が2B、9S、A2しかいない分解説役のような登場人物がおらず、本編で語られない部分も多く考察の余地が沢山あるのも面白い要素だと感じました。個人的にはCルートがあまりにも怖すぎて、物語全体を通して人を選ぶかなといった印象。それぞれの武器に物語がついているのですがそれが特にトラウマ…

 

83.7時間プレイし実績トロフィーコンプリート。2Bのパンツ覗いたり9Sのズボン破いたりA2をバーサーカーモードでプレイするのは面倒なので、実績解除ショップをありがたく使わせていただきました。

結論として、自分には合わないゲームだったけど気になっていたしプレイして良かったんじゃないかなとは思います。ブログ冒頭に寸劇したくなるぐらいは楽しく遊ばせていただきました。でも他ヨコオタロウ氏の作品をやろうとは思わないかなあ。Cルートなんていちいち怖すぎて震えていましたし。でもやっぱり気になってしまってアニメは観ています。怖いもの見たさというやつですかね…

美しい風景と音楽、特徴的な登場人物、スタイリッシュな戦闘、独創的な物語と大ヒットしたのもよく分かる作品でした。2Bちゃんを操作して戦いたい!という人はゲーム全編を通して1/3ぐらいしか操作できないのだけは注意かもしれません。

 

最後に、

NieR:Automataみたいなクソゲー捨ててしまえ!

※公式が用意したテンプレートメッセージです

*1:自分の環境:i7-11700K、メモリ32GB、GeForceRTX3080ぐらい